オオヒシクイ(カモ科)は、国の天然記念物に指定されています。福島潟は日本一のオオヒシクイの越冬地であり、9月下旬から飛来しはじめ、5000羽以上のオオヒシクイが越冬し、翌年3月に故郷のカムチャツカへ2400Kmの旅をして帰ります。
ガンの仲間の中で一番大きな鳥で、羽を広げると1m60cmほどになります。竿になったり、鉤になったりして飛ぶ姿は遠い昔から歌にも詠まれ日本人に親しまれてきました。
江戸時代の小林一茶の句に「今日からは日本の雁ぞ楽に寝よ」と詠まれているように、昔から外国より飛来することは分かっていましたが、どこからやってくるのかは不明でした。昭和63年につけられた標識により初めてロシアのカムチャツカより渡ってくることを確認し、オオヒシクイの保護のためにも繁殖地や渡りの経路を特定させる必要がでてきました。 |