--純和風の晩秋情緒--
もう11月なんですね!
1年があっという間に過ぎて、もう来月は師走という時期に入ってしまいました。出張の帰りが遅くなって、夜近所の子どもたちが何やらガヤガヤと集まって化け物のような変な衣装を着ているぞ、一体何だろうと思ったら、その晩は「ハロウィン!!」でした。「トリック・オア・トリート?(お菓子をくれないの?じゃ悪戯しちゃうぞ!)」の打ち合わせをしていたようです。もうハロウィンもすっかり日本の子どもたちに定着しているようです。最近は、英語のスクールがはやりで、特別な違和感無く受け入れられるのでしょう。
ところで今日は晩秋の新潟としては、最高の日和でした。朝から日本晴れでポカポカと暖かく、日差しも柔らかで座敷の縁側で、出張のお土産に買ってきたクルミの柚餅子を食べながらお茶をすする・・、というような純和風の風情がとても似合うような一日でした。お隣の生け垣に咲き始めたピンク色の山茶花もちょうど良い具合の借景なのですが、うちの庭でもハナミズキやサルスベリの紅葉が盛りを過ぎて濃い紅の葉がひとひらふたひら、少し枯れかけてきた芝生の上に散り落ちる・・というような、静かな時間が過ぎて行きました。
早朝には、まだようやく陽が昇ったばかりの空高く、十羽ばかりの白鳥が編隊を組んで静かにしかも素早く、北から南へよぎって行きました。寒い国からの冬の渡り鳥たちの到来です。さあ、もう冬の支度をしなければ・・、ホーム・センターで沢山買ってきたチューリップの球根を早く植えなければ・・、ヒヤシンスとクロッカスの球根を水栽培の鉢にセットしなければ・・。思いはするのですが、ついつい果物鉢に盛られたカキやらミカンやらを、少し渋いの酸っぱいのとぶつぶつ文句を言いながらもしつこく食べつつ、何だかのんびりと時間が過ぎて、もう遅鳴きの少し寂しげなコオロギの声を聞きながら、夕空に昇った半月をめでつつお風呂(これが昔ながらの木の風呂桶ならなお情緒タップリなのでしょうが・・)に浸かっているという、ていたらくでした。
これからは日増しに寒くなって行きます。晴れた朝は霜が降りたりしてぐんと冷え込むようになりますが、新潟はおおむね強い北風と時雨と時々雷の混ざった暗い季節になります。皆さん、心身共に明るく冬を乗り切りましょう。
(写真は上からハナミズキ、モミジ、カエデ、ナナカマドの紅葉です)