ドク・オーチャン の 電子マンガ・クリニック

カルテ3 薬のお話・その1

今月はお薬のお話です

  お医者さんから処方していただいたお薬、
 薬局で買ったお薬、とかく子どもはお薬を嫌がる
 
ものです。でも、嫌がるからといって、
 勝手に自分で加減したりせずに、
「きちんと」飲ませるようにしましょう。
 なぜ「きちんと」飲ませなければならないかですって?
 それは今月のドク・オーチャンを読めばよくわかります。
 お薬とは、どんなものかをよく知っていれば、
 もっと効果的に飲ませることができるかも?


お薬は良薬にも毒薬にもなります!

  お薬は、病気になってくずれている体のバランスを
 元に戻すように働きます。この、元に戻そうとする働きが
 強すぎると、今度は逆の方に体のバランスを
 くずしてしまいます。これが副作用や中毒です。
 ですから、どんなお薬も、良薬と毒薬という、
 正反対の二面
があるのです。
お医者さんの指示通りに飲みましょう!

  

  お薬は、症状、お薬の性質、剤形などにより、
 飲み方が決まっています。指示通りに飲まないと、
 
効果が出ないで、逆に副作用が出てしまうこともあります。
 薬の飲み方や注意は、薬の袋や説明書に書いてありますから、
 よく読みましょう。
 薬局などで、お薬といっしょに、お薬の名前や効き目、
 副作用などの説明書をいただけることもあります。


飲み方が、それぞれあります

  いろいろな剤形のお薬は、それぞれの飲み方があります。
 散剤(粉、顆粒、細粒、ドライ・シロップなど)は、
 飲みにくければオブラートで包んで飲みましょう。
 オブラートはデンプンで作ったセロハン紙のようなもので、
 薬局で買えます。また、お薬を包み込んで飲める
 甘いゼリーも薬局で買えます。
 また、ぬるま湯や水で溶かしても
 良いでしょう。液剤やシロップ剤は、お薬の成分が
 入れ物の下に沈殿していることがありますから、
 よく振ってから飲みましょう。
 トローチ剤は、かみ砕いたり、
 そのまま飲み込んだりしないで、
 口の中で最後までしゃぶって溶かすようにしましょう。
  いつも全ての剤形がそろっているとは限りませんが、
 子どもが飲みやすい剤形を、
 お医者さんにリクエストしても良いでしょう。


ぬるま湯で飲むのが効果的です!

  お薬を飲むときに、冷たい水よりもぬるま湯の方が
 吸収が速くなり、特に痛み止めなどは効果が早く現れます。
  以前は、お茶やミルクといっしょに飲まないようにと
 言われましたが、ある特定のお薬を除いては、
 ほとんど問題はありません。
  お薬を飲む時間は、食前、食後、食間があります。
 食前とは食事前の30分から1時間、食後とは食べた後30分以内、
 食間とは食事と食事とのちょうど真ん中頃を言います。


人気番組「ER」の主人公は
何科のドクターでしょう?

  あの、映画「ジュラシック・パーク」の作家、
 マイケル・クライトンが書いた、
 日本でも人気のテレビ番組
 (レンタル・ビデオもあります)
 「ER(イー・アール、救急治療室)」の中で、
 ジョージ・クルーニー扮する
 ハンサムな主人公は、一体何科のドクターでしょうか?
 ジャーン!実は、小児科のドクターなのですよ。
 ドク・オーチャンも、あんなにかっこ良くなれると
 いいのですが・・・。

  来月は、薬嫌いの子どもに
 上手に飲ませるマル秘テクをお教えしましょう!
 どうぞ、お楽しみに。