自分が気になった変更点をいくつか ☆成長速度の違い 今回は忍者とロードを除くどの職業も成長速度にに大差なく、 (シーフ、バードなどが他より特別速く成長したりはしない) ロードが他職業の約1.5倍、忍者が2倍の経験を要するようだ。 また、今回は種族によっても差があり、例えばドワーフの場合、 シーフより戦士の方がレベルが上がりやすい。 まぁ、あまり種族差は感じない。ロード成長遅いぞ。 ☆防具を着けていてもACが下がる 忍者、モンクは2レベルごとに1AC下がる。 この2職業は防具には恵まれていないが、 結果的にACは他の前衛職と比べ遜色がない。 素手にこだわらなくてもよくなったのは一安心。 ☆ドラコンブレスの強力化 前作までは使用回数無限ナグラでしかありませんでしたが、 外伝IV(以下「4」と表記)ではドラコンの職業レベル1〜8までは 前作までと同じ、レベル9からは1グループにブレス攻撃、 ただし一発のみ、となりました。えらく使えます。 ドラコンはHPが伸びやすいのでだいたいラハリト〜ラダルト級 の攻撃を(1戦闘1回ですが)使用回数無限で使えることになります。 ブレス恐るべし。 後衛が直接戦闘のサポートや呪文使用回数の軽減に使えるのはもちろん、 前衛が敵の数を見てまず一発ブレスで間引いてから殴りに行く、とか 手が届かない(後衛にいる)敵を攻撃する、といった風にも使えます。 現在プレイが中盤までですので終盤でどの程度使えるのかは不明ですが ブレスのダメージ上限はマニュアル表記で160程度、 実際に当たりさえすればグレーターデーモンが倒せます。 ちなみに気になる無効化率は序盤の3本の塔と古の洞窟中盤までは どのモンスターも2回がけでほぼ全滅でした。 この事も含め、パーティーにドラコンを2〜3人置いておくと 中盤まではすごく楽になります。 自分は最初ひとりだったのを2人に増員しました。 もし3人いれば相当心強いです。前衛職がいらないくらい(要るけどね) 自分は序盤前衛バード、プリースト、サイオニック(笑)で乗りきりました。 いま後半戦に突入しかけてますが、やはり無効化率はアルケミスト系に 準じている様子。使う機会は減りました。雑魚をなぎ払うのには使えます。 後半戦モンスターは数より質みたいです。大量のドラゴンとかは出てこないみたい。 ☆武器の両手装備 大きな変更。武器にメイン、補助、両手持ちの区別がついた。 両手持ちの武器は盾と併用できない。(槍、弓など) 補助の武器はメインの武器と組み合わせて持つことが出来る。 その場合、攻撃判定が1ターンに2回、連続して発生する。 まずメイン武器で攻撃し、倒せなければ続いて補助の武器で同じ目標を攻撃。 もしメインの攻撃で倒せていれば、同グループの別の敵を攻撃する。 これによって雑魚ならひとりで1ターン2匹ずつ倒せるようになった。 メインと補助の武器の射程が違う場合、届く方でのみ攻撃するようだ。 ☆武器射程の厳密化 ショート、ミドル、ロングの区別がついた。 ショートは前衛同士(敵グループ1〜2列目まで) 片手武器のほとんどがここに入る。 ミドルは後衛から敵の前衛まで、前衛が持てば敵すべてに届く。 ミドル射程はほとんど両手持ち武器(槍やポールアーム) 杖も多くがここに入る。 ロングはいわゆる投射武器。呪文やブレスと同じ射程。 弓やスリングなど。大抵は両手持ちで威力は低め。 例外としてムチとフレイルの類が片手でミドル武器。 そして手裏剣はなんと補助武器でありながらロング武器。 手裏剣は種類が多く、序盤から手に入る。 忍者の成長が遅い理由が良く分かる。 後衛からすべての敵に向かって直接2回攻撃が可能なのだ。 (しかも痛いし首飛ばすし^^;) ☆呪文が4分野に分かれる。 メイジ系は純粋攻撃系。唯一回復が出来ない系統。 リトフェイトは今回、罠回避だけでなく奇襲率にも深く関わるようなった。 プリースト系は各レベルに回復呪文が揃っており、量の豊富さを感じる。 あまり変更はない。 アルケミスト系は状態変化が得意。攻撃は相変わらず雲ばかりだが、 ナグラ(ブレス)、モルフィス(全体治療)、カディオス(HPのみ全快) などなど使える呪文が多くあり、やはり一人二人は欲しいところ。 そして新登場サイオニック系。 攻撃、回復、状態変化とすべての特徴を持ち、「使える」印象が強い。 確かに攻撃力ではメイジ系に一歩譲り、回復量はプリースト系に劣るが、 サイオニック系が二人いればメイジ、プリーストそれぞれ一人分くらいの働きをする。 また前半戦のNPCからの情報収集には欠かせないキャラ、 なかなか優れたサポート役である。結論としてパーティに一人二人は欲しい。 そうそう、サイオニック7レベルのイハロンという呪文は 能力値を選んで上げたり出来るので(一度使うと忘れる) 転職を繰り返すときは最初にサイオニックを覚えきってしまうと後が楽。 ☆リセット時 パーティにあらかじめかけておくタイプの呪文が残るようになった。 なお、今回ヘビーモードでの特典は一切無いそうです(笑) ☆職業武具の専門化が進む 武器防具のほとんどがファイター、ロード、バルキリー用になる。 侍は武器に限らず防具もほとんどが専用品になった。 忍者とモンクがわりあい装備品が近い。 また、ファイター、ロード、バルキリー系の武器防具に グレートソードや胴鎧、ドラゴンカイトなど ドワーフ、リズマン、ドラコン、ムーク、専用品が増えた。 ☆種族の増加 人間:平均種族、感情移入に勝る(笑) エルフ:知的、バランスは悪くない。睡眠に抵抗あり。 ドワーフ:前衛向き、リズマンよりは平均的。毒に抵抗あり。 ノーム:最もすばやさに劣る種族になった。 ホビット:バランス型に近くなった。特殊攻撃に強い。 フェアリー:知恵、素早さ、運、のみ(笑) 武器防具が特殊だが専用品にえらく強力なものがあるため 見劣りするのはHPのみ。AC−4ボーナスは健在。 意外なことに侍の刀(武器のみ)と忍者の装備品のすべては身に着けられる。 リズマン:前衛向き、体力馬鹿。 ドラコン:前衛向き、ブレスが吐けるのが最大の特徴。 (ブレスについては別項参照)リズマンよりは平均的。特殊攻撃に強い。 ラウルフ:人間には知恵のみ劣る。意外とバランス型?寒さに強い。 ムーク:前衛向き、体力系と知恵が高いが素早さに劣る。寒さに強い。 フェルパー:新種族。フェアリーを平均的にしたような能力。盗賊系向きか?寒さに強い。 今回はアイテムのSP使用で 種族上限値を越えて最大24まで能力値が上げられるそうな。 武具にドワーフ、ドラコン、リズマン、ムーク専用品があるので ファイター、ロード、バルキリーを作るときは ちょっと考えておくと後悔が少ない。 種族による抵抗力の差があるようだがあまり感じない。 種族で1番差が出るのはブレス、HP、装備品だろう。 したがって個人的おすすめはドラコン、フェアリー、リズマン。 どうせイメージと好みが最優先だが。 ☆性別 女性専用武具は強力なのものも含めちらほらとあるが 男性専用はほとんど無い。女性がいろいろとお得そうだ。 ☆転職時の能力値降下 今回、転職時の能力値は転職必要値まで下がるように変更になった。 その職業に要求されない能力値は種族基本値まで下がる。 つまり転職しても忍者やロードなどはあまり能力値が下がらずにすむ。 ☆直接攻撃の追加効果 忍者は首切り、モンクはKO(気絶させる)効果がある。 また侍は使う刀によってKOや首切りの効果が出てくるようだ。 (それともレベルか?追加効果が出ることは確認している) KOは殴りながら睡眠状態に出来るので、反撃防止や AC低い(硬い)敵をみんなでタコ殴りにしているときにはかなり有効。 (首切りには負けるけどね^^;) 武器のハンマーなどでもKOが出るようだ。 ☆職業について 罠解除は盗賊→忍者→バード&レンジャーの順。 バード、レンジャーはあまり当てにはならない。 種族能力値の違いは同じ職業なら…といったところ。 自分は忍者で十分、という気もする(レベル上がるの遅いが^^;) あ、カルノバは健在ね。罠は作動させないけどレベルの低いうちは 「はずせなかった」を連発するのでちょっとアテにならないかも。 新登場のモンクは小忍者といったところ。 クリティカル→KOにマイナーダウンで罠解除ナシ、手裏剣ナシ、 ただしレベルは普通に上がる。 サイオニックの上級職、と割りきるべきか? AC低下や追加効果など決して使えないわけではないが、 (少なくともファイターやレンジャーよりは頼りになる) あまり忍者ほどの期待を持ちすぎない方がいいかも。 忍者は使える。ただし成長がえらく遅い。 ロードの成長が遅いのは多分終盤の専用武具が強力なんだろう。 バルキリーは前作までの異様な成長速度は無いが 結局成長の早いロードとして使えることになる。 バードは成長速度がメイジと変わらないため、 楽器奏者として以外はいささか中途半端になった(ただし楽器は増えた) レンジャーは成長の早い部類になったようだ。 最強の弓はエルフレンジャー専用なのでエルフがおすすめ。 直接攻撃(射撃)の出来るアルケミストの上級職と見るべきか。 侍の攻撃力は安定し、かなり信頼できる。 直接攻撃のスペシャリストの地位を確立したようだ。 こうしてみると各職業間は結構バランスが取れている気がする。 (特徴的であって有利不利が少ない) ☆スタートダッシュ(序盤戦)について ボルタック…じゃなかった大黒商店に 幻影のマントが人数分(6着)置いてあります。 高いですがAC−3のマントなので前衛に着せると序盤が楽になるでしょう。 ☆その他 イベント関係やエレベーターなど特定フロアは方向(向き)が シビアになったので気をつけよう。 イベントフロアに乗って何もなかったらぐるりと一回転してみるといい。 イベントアイテムの盲目の杖はぜひ1本余分に取っておこう。 詳細などは「得物屋24時間」にて http://www.fsinet.or.jp/~emonoya/ ☆最後に 言うまでもない事ですが この文章は私、Sir.ぽぴんずの個人的感想によるものです。 勘違いも含まれているかもしれません。 親切心から出た文章ですのでアテが外れたりしても悪しからず(^^)